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相川 (三重県) : ウィキペディア日本語版
相川 (三重県)[あいかわ]

相川(あいかわ)は、三重県津市を流れる二級水系本流である。
== 地理 ==
三重県津市の農業用水池風早池を源流とする。河口から1 kmほどのところで右岸から天神川、河口付近で月見川、川関川を併せ、伊勢湾に注ぐ。
流域は津市1市のみで山地はほとんどなく、洪積世沖積世に形成された砂礫台地と三角州性低地によって流域地形の大部分が構成されており、地質としては中流から上流にかけては礫層、下流域は砂層である〔三重県1 〕。下流部の標高0から3 mの低地では天井川の形態になっており、1959年昭和34年)の伊勢湾台風により被害を受けて以来、河川改修が続けられているが、2年に1度程度の降雨による洪水でもなお被害を生じている〔三重県2 〕。
土地利用は農地が35%、山林が4%、住宅地などの市街地が58%となっており、三重県を縦断する主要な交通機関(国道23号JR紀勢本線近鉄名古屋線)が通過する。また、相川流域には埋蔵文化財包蔵地があり、相川西方遺跡や、丸地遺跡、垂水A遺跡などが知られている〔。
河川の利用としては、水系全体で農業用水として11件の慣行水利権が設定され、相川で7箇所、天神川で4箇所の取水口が設けられており〔三重県津建設事務所長2 〕、0.284 m3/s(24.2 ha)が取水されている〔。水産資源が乏しいため漁業権は設定されておらず、河口部で住民が娯楽として釣りをするにとどまる〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「相川 (三重県)」の詳細全文を読む



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